モノが捨てれない人は多くいらっしゃいます。しかし、モノを溜め込み過ぎるのは良くありません。なぜモノが捨てられないのでしょうか?モノが捨てれない人は多くいらっしゃいます。しかし、モノを溜め込み過ぎるのは良くありません。なぜモノが捨てられないのでしょうか?
捨てる・処分する作業は、自分の幸せの探しの手立てとなるほか、脳の活性と進化を促すことなのです。所有して得られた満足感の現状維持に苦心することは、脳の老化に拍車をかけかねないのです。体を動かして、キレイに片づけて得られる満足感が神経伝達物を増やし不安定な心の症状にも効果が発揮することもあります。整理整頓を身につけ、身の回りをきちんとすることで、人の心は磨かれ、感性は研ぎ澄まさるのです。ものに依存せず、自分の手足を常に動かし続けることが生きること。自分の心がけひとつで可能なことなのです。
捨てれないと思う心の心理とは?
- 思い出があって捨てられない
大切な思い出の品で、どうしても手元に置いておきたいなら、無駄に捨てることはないのです。しかし日常的によく使うモノと一緒に置くと、そこの道具類が取り出しにくくなるにで、思い出の品は『思い出箱』に入れたり、押入れの奥など使いにくい場所に移動しましょう。でも、いくら箱をギュウギュウ詰めにしても、収まる思い出の数は限られてます。残念ながら処分せざるえないならば、その前に写真に撮って”記憶”に残すのもいいでしょう。また、モノの一部を切り取るなどとして記念にとっておくのもいいかもしれません。
- 高かったのでもったいない
思い切って買ったモノは、なかなか捨てれないですよね。でもこの先使わないし、場所をふさいでると感じるのなら、自分にとって『高いモノを持って満足感』と『ストレス』のどちらが大きいのかを比べてみましょう。たとえば着物の場合、高いものほど着るたびに気を使いますし、虫干しなどの手間もかかります。手放したほうが気が休まる、と感じるのなら着物専門のリサイクルショップなどに出してみましょう。ひとつ手放すと意外と勢いがついて、ドンドン手放せるようになるかもしれません。
- 頂いたモノ、プレゼントだから
いただきモノって、『ものすごく、気に入る』ことのほうが少ないと思いませんか。お土産などで頂いても、趣味が合わなくてほとんど使わないとこも多いでしょう。かといって捨ててしまうのは、相手の好意を踏みにじるようで、と感じてしまうかもしれませんが、実はこれ、お互い様なのです。自分が誰かにあげたものの、「いらないわ」と、あっさり捨てられるかもしれません。ですからそんなに罪悪感をもたなくてもいいのです。”せっかく頂いたけど、置き場所がないからごめんなさいね」と心であやまりながら、処分するのもやむえないことと思いますよ。
- 手作りしてもらったモノだから処分なんて
手作りのモノは、相手の気持ちがこもっている感じがするから、処分するは気がひけますよね。でも自分の趣味に合わず、置き場所に困っているのなら、下さった方が忘れたような時期にひそかに処分してもいいのでは。”いただきモノ”と同様にこれもお互い様、だと考えれば少しはきが楽になるでしょう。だから、自分では人の迷惑になるような差し上げ方をしないように心がけたいですね。
まずは、無理せず身の回りのモノから捨ててみよう
大きなものは捨てるのは勇気がいります。まずは、小さなものから捨ててみましょう。たとえば、自分の服や靴。靴を捨てれば新しいモノを買うしかなく靴屋に行って靴を見て・・・と新しい刺激に出会うことができます。そうやって捨てることに慣れれば、捨てるのが怖くなくなります。撮りためたビデオも捨てませんか?ビデオを見直すなんてことはあまりないでしょう。思い出のモノは捨てれないという人は多いけど、見ないビデオを残しておいてもしかたありません。何より過去に縛られては前を向きにくいのです。モノを捨てることは過去を捨てること。モノと一緒に過去を捨てれば、おのずと新しいことにチャレンジする気持ちになります。
楽しく捨てる・処分する!3つの提案
「どうしても手放せない」なら無理してすてない・・・
この先使わない=すべて処分というわけでなく、思い出のモノはとっておいていいのです。ただしそれが、よく使うモノと同じ場所にあると、ゴチャゴチャして出し入れしてしづらいので、現役で使用していないものは「思い出箱」に移動させましょう。
あせらずに時間をかけてゆっくりとモノと向き合う
慣れ親しんだモノを一気に処分するのは、精神的にも肉体的にもキツイもの。途中で挫折してかえぅて散らかすことも。1回15分と時間を決め、毎日コツコツと進めましょう。小さな達成感を味わうことが、作業の励みになります。
「過去の掘り起こし」作業を通じて自分を肯定する。
ため込んできたモノと向き合うのは、いわば「昔の自分」への旅。どんな自分と出会えるのかを楽しみにしましょう。何が出てきても無駄使いした、ではなく、よく頑張ってきた!と肯定的にとらえるのがコツ。これからの人生のヒントが隠れているかもしれません。次への足がかかりが見つかれば、もうけもの。
リサイクルや再利用しやすいシステムを作ろう
- 1つめのRリデュース減らす
ものを減らし、片づけ、増やさない。リュース、リサイクルをしやすくする。リサイクル意識は、日本でもかなり定着しているが、出されるものが多すぎて処理、再生が追いついていないのも実情。リサイクルに回すものの総量を減らすには、まず余分なものを家に持ち込まないことが理想。次に二重買いを防ぎ、死蔵品を作らないためにも、部屋をスッキリさせ、ため込まない心がけとシステムを作ることも大切。
- 2つめのRリュース再利用
もう一度、人の役に立てることが再利用。ゴミを減らす手立てにも。今の自分には必要ない、と判断したものは、海外支援団体などに寄付をすれば、必要な人のの役に立てることができる。ただし、使えないもの、着られない衣類は人に回さないこと。ヨレヨレになった衣類は、使いやすく切って雑巾にするか、古布回収へ。モノの寿命を長くして使い続けることも、モノとの別れをスムーズにする。
- 3つめのRリサイクル再生
いわいる「資源ごみ」と呼ばれているものは、素材別ぬい分けて回収に出し、リサイクルへ。ただし、分別しないまま出すと、そのままゴミになる恐れがありますので、注意して下さい。紙でも一部がビニール製なら、面倒でも切り取るなどリサイクルしやすい状態にして出すことを心がけたいもの。また、分別法は自治体によって異なる場合があるので確認を。
コメント